2024年2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年


図解でわかる 人間関係に役立つ心理学
――人づきあいが苦手な人に贈る“心の技術”のコツとテクニック



榎本 博明 著
A5判並製192ページ
定価 本体1500円
(税別)
ISBN978-4-89795-172-0
『「上から目線」の構造』『仕事で使える心理学』などヒット連発の気鋭の心理学者が贈る、人間関係で悩める人たちへの福音の書!
職場でも、家庭でも、学校でも、ご近所づきあいでも、人と人との間で起きるさまざまなあつれきは一番の頭痛のタネ。しかし、人間は感情の動物であり、人間関係は心理法則で動くということを理解すれば、あとはテクニック次第でことはスムーズに運びます。
たとえば、積極的に聞き役に回る、話の腰を折らない、共通の知人や趣味の話をするといったことが相手に好印象を与えることにつながり、ポジティブ思考で楽観的にものを見る、気がついたらためらわずに声をかける、相手に期待の目を向ける、世話になった人には感謝の気持ちを伝える、といった行動や態度が人間関係をこじらせないコツです。
人づきあいが苦手、口ベタでいつも損ばかりしているという人でも、ちょっとした言葉や働きかけで相手の気持ちをつかむことができ、スムーズな人間関係に持っていけるようになる“心の技術”をわかりやすく教えます!
【本書の構成】
第1章◎人間関係は心理学でうまくいく
第2章◎相手に良い印象を与えるポイント
第3章◎口ベタな人のための克服法
第4章◎心の距離を縮める方法
第5章◎人間関係をこじらせないコツ
【著者プロフィール】
榎本博明(えのもと ひろあき)◆心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、MP人間科学研究所代表。心理学をベースにした企業研修・教育講演を行なう。著書に、『仕事で使える心理学』『「上から目線」の構造』『「すみません」の国』『「やりたい仕事」病』『お子様上司の時代』『上司の常識は部下の非常識』『<ほんとうの自分>のつくり方』など多数がある。

図解でわかる介護保険の改正ポイント
――2015年度から大きく変わる制度の内容がズバリやさしくわかる!



山田 芳子 著
A5判並製208ページ
定価 本体1500円
(税別)
ISBN978-4-89795-171-3
日本は、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。現在、65歳以上者の人口は約3,300万人と、国民の4人に1人は高齢者です。団塊の世代が75歳以上となる2025年には65歳以上者は3,700万人に達し、75歳以上者も2,000万人を超えると予測されています。それに伴い、介護の需要がさらに増加するであろうことは明らかです。
2000年4月にスタートした公的な介護保険制度は、ほぼ5年おきに見直されることになっており、2014年6月に介護保険法の改正が成立し、2015年4月以降、施行されます。今回は、2025年度に向けた地域包括ケアシステムの構築や要支援者等の予防給付の見直し、特養ホームへの入所の厳格化、利用者負担率の引上げなど、多岐にわたる改正が実施されます。
本書は、その改正内容のポイントと2025年に向けた対策について、豊富に図解を織り込みながらやさしく解説。著者が実際に現地取材した、地域で取り組んでいる先進事例も織り込んでいます。
介護関係の事業者や、介護福祉士、ケアマネジャー、ヘルパーなど介護の仕事に携わっている人、医療関係の仕事に携わっている人、地方自治体の福祉・介護部門の担当者、福祉・介護関係の資格受験者などにも必読の1冊です。
【本書の構成】
序章◎介護保険法改正のあらまし
          〜2025年に向けて、地域包括ケアシステムの構築をめざす
1章◎地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の見直し
2章◎予防給付はどのように見直されるのか
3章◎在宅サービスはどのように見直されるのか
4章◎施設サービスはどのように見直されるのか
5章◎利用者にも影響が大きい
          利用者負担と住まいに関する見直し
6章◎介護保険法改正までの経緯と2025年への改革のプロセス
7章◎介護保険法改正の影響と2025年に向けた対策
8章◎これだけは知っておきたい 新しい介護保険のしくみ
【著者プロフィール】
山田芳子(やまだ よしこ)◆あいぼーでんワークスタイルイノベーション代表。1973年、東京都生まれ。法政大学法学部法律学科卒業。特定社会保険労務士、アンガーマネジメントファシリテーターTM、医療労務コンサルタント、東京都福祉サービス第三者評価 評価者、コーピングインスティテュート認定コーピングコーチ。2001年、27歳で社会保険労務士事務所を開業。地域の『しごと』創りを支援する「事業と職員の人生を尊重し、ともに成長する組織を創る」を経営理念に、各種コンサルティング活動を展開中。日本福祉施設士会、愛媛県社会福祉法人経営者協議会にて、施設長研修など人事労務関連研修などのセミナー講師としても活躍中。著書に『図解でわかる社会保険 いちばん最初に読む本』、共著書に『図解でわかる 介護保険・介護報酬の改正ガイド』『スゴイ社労士が教える戦略的仕事術』『職場の難問Q&A<医療・介護編>』などがある。
【著者ホームページ】
http://jinji-risk.plan-design.info

トラブルを未然に防ぐ! 労務管理の最強チェックリスト
――問題点が明らかになって、必要な対策のキモがわかる!



濱田 京子 著
A5判並製200ページ
定価 本体2000円
(税別)
ISBN978-4-89795-170-6
好評いただいている濱田京子著の「最強チェックリスト」シリーズの、「給与計算」「社会保険・労働保険の届出・手続き」に続く第3弾です。
全国の労働局等に設置されている総合労働相談コーナーに寄せられる相談件数は年間100万件を超えています。実際に発生している労務トラブルはこの何十倍もあるはずです。経営者はもちろんのこと、管理職や人事・労務、総務の担当者は、労働法のルールに従って社員の労務管理を適切に行なっていかなければなりません。ところが労務管理においてはグレーな運用をしている会社が多く、往々にして未払い残業代や試用期間の誤用、セクハラ・パワハラ、人事異動による不利益変更、退職勧奨や解雇などをめぐる労使トラブルに発展するケースがたくさん発生しています。
労務トラブルを未然に防ぐには、労務管理のどこに問題があるのかを把握し、事前に対処しておくことがポイント。問題点を洗い出すために役に立つのが本書のチェックリストです。
本書は、労働時間の管理から休日・休暇、労働契約、給与の設定、人事異動、退職・解雇、継続雇用、休業・休職の運用にいたるまで、労務管理で絶対に知っておかなければならないチェックポイントと、その対策に必要な必須知識を網羅した、いますぐ役に立つハンドブック。社員を管理する立場にある人や、社会保険労務士など労務のコンサルティングに携わる人にも必携の1冊です!
【本書の構成】
1章◎労働時間の設定・管理方法をチェック!
2章◎休日・休暇の取扱いをチェック!!
3章◎採用・労働契約・就業規則・労使協定の内容をチェック!
4章◎異動、問題社員対策などの社内ルールをチェック!
5章◎休職・休職のルールと取扱いをチェック!
6章◎退職・解雇、懲戒処分の運用をチェック!
7章◎給与の設定と計算方法をチェック!
8章◎産前産後・育児休業、介護休業の運用をチェック!
【著者プロフィール】
濱田京子(はまだ きょうこ)◆特定社会保険労務士、濱田京子社労士事務所代表。株式会社エキップコンサルティング代表取締役。経営法曹会議賛助会員。 神戸市生まれ、東京育ち。聖心女子大学卒業後、三井不動産株式会社入社、人事部に配属される。その後、人事給与のアウトソーシング企業や人事評価システムを構築するIT企業を経験し、2009年、濱田京子社労士事務所を開設。大企業から中小企業、ベンチャー企業とさまざまな企業規模で働いていた経験を活かして、企業の成長ステージに対応した実態に即した提案・コンサルティングを得意とする。ビジネス雑誌への執筆、人事労務関連のセミナー講師としても活躍中。著書に『絶対に間違えなくなる! 給与計算の最強チェックリスト』『絶対に間違えなくなる! 社会保険・労働保険の届出・手続き 最強チェックリスト(以上、アニモ出版)などがある。
【著者ホームページ】
http://www.k-hamada.com

相続のプロが教える
遺言書のつくり方と手続きガイド
――相続トラブルを未然に防ぐためには遺言書がイチバン!



井上 真之 著
A5判並製216ページ
定価 本体1600円
(税別)
ISBN978-4-89795-169-0
遺言書を作成する人が増えています。平成25年の公正証書遺言の作成件数は約9万6,000件と平成元年の約4万件から倍以上に増えています。自筆の遺言書の正確な作成件数はわかりませんが、家庭裁判所の検認件数などでみると、自筆証書遺言もかなり増えています。
イザ相続が発生すると、仲のよかった身内でもトラブルに発展することが多いもの。平成27年1月以降の相続からは相続税増税の改正が実施され、トラブルはさらに増えると見込まれます。相続トラブルを未然に防ぐためのイチバンの有効策は、やはり「遺言書」を書いておくことです。
本書は、代表的な遺言の方法である自筆証書遺言と公正証書遺言のしくみや作成例、手続きのしかたを網羅。「自筆の遺言書も封をするの?」「公証役場ってどんなところ?」「公証人と気が合わないときは代えてもらえるの?」「公正証書より新しい日付の自筆の遺言書が出てきたら?」など類書には書いていない素朴な疑問もスグに解決。全国有数の司法書士法人代表として年間3,000件を超える相続手続きに関与している著者が、実績と経験にもとづく遺言書に関するあらゆる知識を初めての人にもわかりやすく解説する決定版!
【本書の構成】
1章◎相続対策にはやはり「遺言書」がイチバン!
2章◎こんな人は遺言書を書いておくべき!
3章◎自筆の遺言と公正証書の遺言はどこが違う?
4章◎遺留分には注意しておこう
5章◎死んだあとの相続手続きはどうなっているのか
6章◎遺言書をめぐるトラブルはこんなケースで起きる
7章◎ケース別・モメない「遺言書」のモデル実例
8章◎遺言書の作成を専門家に依頼するときに留意すること
9章◎相続の基本のしくみ 早わかりガイド
【著者プロフィール】
井上真之(いのうえ まさゆき)◆司法書士。司法書士法人NCPおよび(株)NCP相談センター代表。司法書士業界では皆無に近かった相続手続きをメイン業務とする司法書士法人を設立し、各方面に新しい風を送り込む。現在では、東京・名古屋・大阪・福岡などに拠点を有し、年間3,000件を超える相続手続きを受託する、国内では圧倒的なシェアを誇る法人に育て上げる。大手不動産会社や金融機関、新聞社などの社員研修やセミナーの講師としても活躍し、お金持ちではない普通の家庭の相続手続きの重要性を説き続けている。現在でも、遺言書の普及や相続登記の必要性の周知のため各地を奔走している。共著書に『知らないと損する 家族が死んだときの相続手続き』がある。
【著者ホームページ】
http://www.ncp-law.com

図解でわかるリースの実務 いちばん最初に読む本
――法律・会計・税務の基礎知識から かしこい活用法まで
      これならやさしく理解できる!



六角 明雄 著
A5判並製176ページ
定価 本体1600円
(税別)
ISBN978-4-89795-168-3
ビジネスの場では「リース」が広く普及しており、ほとんどの会社で利用しています。リース事業協会の調べによれば、情報通信機器を筆頭に事務用機器から産業機械、医療機器まで幅広い機器がリースされており、その取扱高は年間5兆円超にも達しています。
リースが広く利用されているのは、機器導入時に多額の資金が不要、事務管理の省力化が図れる、購入する場合と比較して早く費用化(償却)できるなど、さまざまなメリットがあるからです。
ただし一方で、リースは、法律的には賃貸借契約の一つとされており、利用者が調達したいものを指定してからリース会社がそれを購入して利用者に貸し出す、というしくみになっているため、法律面はもちろん、会計や税務でも独自の取扱いが規定されています。
本書は、リースを利用する際に必須の基礎知識から、法律・会計・税務の貸す側・借りる側の取扱いと処理のしかた、そしてかしこい活用法まで、リースに関するあらゆる知識と実務手続きを、イラスト図解を交えてやさしく解説。経営者や総務・経理等の担当者にすぐに役立つ入門実務書の決定版です。
【本書の構成】
1章◎そもそも「リース」とはどういうことか?
2章◎リース取引の流れと契約のしくみを知っておこう
3章◎リース取引に欠かせない法律の知識
4章◎リース取引にまつわる会計処理のしかた
5章◎リース取引に対する法人税の取扱いと税務処理
6章◎かしこいリースの活用法はこれだ!
【著者プロフィール】
六角明雄(ろっかく あきお)◆栃木県出身。岩手大学卒業(経営学、組織論、会計学専攻)。中小企業診断士、ITコーディネータ。地方銀行勤務等を経て、東京都中央区に中小企業診断士六角明雄事務所開設、現在に至る。資金調達支援、事業計画立案支援、幹部育成などの分野で、主に首都圏の会社の支援に携わる。著書に、『図解でわかる在庫管理 いちばん最初に読む本』『図解でわかる 小さな会社の経営戦略 いちばん最初に読む本』『ビジネスマンなら知っておきたい 武器になる会計』がある。
【著者ホームページ】
http://www.yuushi-zaimu.net

図解でわかるマーケティング いちばん最初に読む本
――会社で働く人に必須の基礎知識から仕事に役立つ分析手法まで
      これならやさしく理解できる!



野上 眞一 著
A5判並製176ページ
定価 本体1500円
(税別)
ISBN978-4-89795-167-6
「マーケティング」は経営戦略のカナメといっても過言ではありません。市場調査はもちろんのこと、新製品・新商品の開発から価格設定、販売戦略、顧客分析、広告宣伝に至るまで、経営のあらゆる場面でマーケティングの知識や理論は不可欠です。
マーケティングとは、簡単に定義すれば、「仕事の基盤となる技術と科学的なモノの考え方」ということ。本書は、そんなマーケティングの基本中の基本を、初めての人でもスラスラ頭に入るように、図解を交えてやさしく解説する超・入門書です。営業や販売から製造・購買・商品管理といった仕事にもマーケティングの知識は必ず役に立ちます。
マーケティングの仕事に携わる人・仕事をしたい人から、自分の仕事にマーケティングを活かしたい人、マーケティングの勉強をしたいと考えている人まで、これだけは知っておきたいという必須知識やノウハウをコンパクトにまとめた決定版です!
【本書の構成】
1章◎「マーケティング」って何をすること?
2章◎「売れるしくみ」のつくり方
3章◎「顧客」と「市場」について知ろう
4章◎強いブランドを育てる「差別化戦略」
5章◎「製品戦略」と「価格戦略」を立案する
6章◎欲しいときに欲しいものを届ける「流通戦略」
7章◎効果的に伝える「プロモーション戦略」
【著者プロフィール】
野上眞一(のがみ しんいち)◆会社勤務を経て、新製品・市場のコンサルティングに従事。主に「マーケティング」「経営数字」などを中心とした書籍の執筆、およびそれらのアドバイスを行なっている。会社員時代の経験から「すべての仕事にマーケティングを」をモットーとし、「あなたの隣のマーケター」を自認。難解なマーケティング戦略や用語を、普通のビジネスマンや学生にも理解できるよう、かみ砕くことに苦心している。著書に『18歳からの「マーケティング」の基礎知識』(ぱる出版)がある。

【新訂版】
社員を適正に辞めさせる法
――トラブルを防ぎ、会社を守るための究極のノウハウ本



労務リスクソリューションズ 著
四六判並製248ページ
定価 本体1500円
(税別)
ISBN978-4-89795-166-9
2011年4月発行の『社員を適正に辞めさせる法』はおかげさまで好評いただき、重版もしましたが、発刊後3年経ち、労働契約法の改正による雇止め法理の法定化や、限定正社員の創設、固定残業代スキームの厳格的運用などの新しい制度ができたことに伴い、これらを織り込んで最新内容にリニューアルして発刊するものです。
景気は回復傾向にありますが、人員整理を余儀なくされる会社はまだ多く、一方で問題社員をどのように辞めさせたらよいかと頭を悩ます経営者も増えています。労務トラブルに発展することも珍しくはありません。
本書は、経営者や役員、管理職、人事労務担当者向けに、無知や誤解にもとづく違法な人員整理や解雇を行なわないように、労働法の正しい運用のしかたと、それを踏まえたうえでの合法的な社員の辞めさせ方のテクニックを、実例も織り込みながら実践的に解説・指南する本です。特定社会保険労務士と弁護士のコンサルタントグループである著者4名が、絶対にトラブルにならない上手な辞めさせ方をわかりやすく教えます!
【本書の構成】
1章◎労働法は社員に有利? 退職トラブル激増の現実
2章◎ルールを守れば「解雇」は決して悪いことではない!
3章◎自主退職を促す異動、懲戒処分、賃金カットの落とし穴に気をつけろ!
4章◎希望退職募集、退職勧奨をするときの正しいやり方はこれだ!
5章◎解雇のやり方 それは無効・これなら有効
6章◎非正規社員を辞めさせたいときにもルールがある
7章◎退職者からの未払い残業代請求にはこう対応する
8章◎退職者に対してやっていいこと、悪いこと
9章◎辞めさせた者とトラブルになったときの対処法
【著者プロフィール】
労務リスクソリューションズ◆人事労務の分野において発生するトラブルを解決するために編成された、特定社会保険労務士と弁護士から構成されたソリューション(問題解決)・チーム。独自に開発した「労務リスクチェックシート」により労務監査を実施し、自社のどこに労務リスクがあるかをあぶり出し、発覚した労務リスクに優先順位をつけて上位から問題や課題を解決していく、経営者に寄り添い勇気を与える集団。本書の執筆メンバーは、特定社会保険労務士の佐藤広一、土屋信彦、および弁護士の田中純一郎、西田弥代。
【著者ホームページ】
http://www.roumu-risk.com

東南アジア進出企業のための
海外赴任・海外出張の労務と税務 早わかりガイド
――図解でわかる社会保険・給与・税金の実務処理と届出・手続きのしかた



佐藤広一・檜田和毅 著
A5判並製228ページ
定価 本体2500円
(税別)
ISBN978-4-89795-165-2
経済のグローバル化は日を追うごとに加速度を高め、中国・韓国だけでなく、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、ベトナムといった東南アジアへと拡大しています。東南アジアへの事業展開は、欧米よりも身近で参入障壁が低く、特に中小企業やベンチャー企業が海外拠点を持つことや海外企業に社員を出向させることは、もはや日常化しているといっても過言ではありません。
それにもかかわらず、海外赴任者や海外出張者に対する賃金(給与)の設定のしかたや、社会保険の取扱い、税務処理、安全配慮義務の履行などといった、さまざまな実務知識はまだ浸透していません。とりわけ、中小企業においては海外進出にあたってのノウハウはほとんどない、というのが実情です。
そこで本書は、海外赴任、海外出張に関して、人事労務や税務上、起こり得るあらゆる実務について、法律的な観点も含め、図解を交えてやさしく解説。すぐに使える海外赴任規程、海外出張旅費規程のモデル例も収載。人事労務や総務、経理の担当者はもちろん、経営者や管理職も絶対に読んでおきたい決定版です!
【本書の構成】
1章◎海外進出の際に知っておきたい基礎知識
2章◎海外出張と海外赴任を区別しておこう
3章◎海外赴任時の人事労務の実務と手続き
4章◎海外赴任者への給与支払いに関する実務処理のしかた
5章◎海外赴任者の社会保険の取扱い実務
6章◎海外赴任・海外出張にまつわる規程のつくり方
7章◎海外赴任中の人事労務の実務と手続き
8章◎海外赴任者の個人税務の取扱い
9章◎海外赴任・海外出張に関する法人税務の取扱い
10章◎帰任時・帰国後に必要となる税務に関する実務と手続き
【著者プロフィール】
佐藤広一(さとう ひろかず)◆特定社会保険労務士、ASIA BPO SERVICES PTE. LTD.(シンガポール現地法人)ディレクター、さとう社会保険労務士事務所代表。1968年、東京都出身。明治学院大学経済学部卒業、2000年、さとう社会保険労務士事務所開設。現在、「人事労務で疲弊する日本中の経営者・人事マンを元気にする!」をミッションとし経営者思考によるコンサルティングを積極的に展開中。また、東南アジアへの進出を検討している中堅・ベンチャー企業向けに海外赴任者に対する賃金制度の設計、海外赴任規程の作成など海外進出支援コンサルティングを行なっている。新聞・ビジネス雑誌への寄稿・取材多数、一般社団法人日本能率協会などで年間60本の講演をこなす。
檜田和毅(ひだ かずき)◆公認会計士・税理士、檜田公認会計士事務所。国際的会計事務所ネットワークであるJPA Internationalの、日本における唯一のメンバーファーム。ASIA BPO SERVICES PTE. LTD.ディレクター。1984年、東京都出身。2007年、慶應義塾大学商学部卒業。2007年に公認会計士試験に合格し、同年、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入社。上場企業の法定監査や、内部統制コンサルティング、財務助言指導業務などに従事。2011年に米国アリゾナ州のサンダーバード国際経営大学院にて、国際経営学のMBAを取得。2013年より檜田公認会計士事務所にて、法人税務に加え、海外子会社の会計顧問や、事業再生、経営コンサルティングに携わる。単なる税務チェックや申告書作成にとどまらない、コンサルティングなどによる付加価値の提供をモットーとする。
【著者ホームページ】
http://www.officesato.jphttp://www.hida-cpa.com/

Q&Aでよくわかる
メンタルヘルス対策の導入・運用のしかた 完全ガイド
――会社が疑問に思うあらゆる点に親切かつ実践的にズバリ回答!



磯部和代・細谷明子 著
A5判並製272ページ
定価 本体2500円
(税別)
ISBN978-4-89795-164-5
休職する従業員が増えています。以前なら休職の原因は、病気やケガによるものでしたが、いまは精神疾患によるものが圧倒的に第1位。一方で、労災の申請も精神疾患を理由としたものが急増。ひとたび精神疾患による労災問題が起これば、会社はトラブルに巻き込まれることも。精神に関する健康、いわゆる職場の「メンタルヘルス」はいまやすぐの対応が要請されています。厚生労働省では、メンタルヘルス不調者への対応に関する手引きを公表していますが、では、従業員に対して具体的にどうしたらよいかということはわかりづらく、特に中小企業の対応は遅れています。
そこで、本書が「会社が疑問に思う」あらゆる点の解決策と、「すぐに使える書式」を網羅して、メンタルヘルスへの取組みを実践的にサポート。2014年3月に国会に提出された労働安全衛生法の改正案の内容も織り込んだ最新内容です。人事労務や総務の担当者はもちろん、経営者や管理職も読んでおきたい、職場のトラブル解決に絶対必要な1冊!
【本書の構成】
1章◎メンタルヘルス対策 導入前の疑問Q&A
2章◎社内にメンタルヘルス対策を導入するときの疑問Q&A
3章◎安全衛生に関する疑問Q&A
4章◎メンタルヘルス体制の構築に関する疑問Q&A
5章◎従業員の採用と労務管理に関する疑問Q&A
6章◎ハラスメント対応に関する疑問Q&A
7章◎休職制度に関する疑問Q&A
8章◎復職申請時の疑問Q&A
9章◎復職後に関する疑問Q&A
10章◎メンタルヘルスの予防に関する疑問Q&A
【著者プロフィール】
磯部和代(いそべ かずよ)◆Grow社会保険労務士事務所所長、(株)ビジネススタイリスト東京支社長。群馬県高崎市出身。社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリアカウンセラー、大学キャリア講座非常勤講師。大手情報通信会社開発職を経て現職。仕事のパフォーマンスはメンタル面の健全さやキャリア形成との関係が重要であると考え、ESの指導、社員教育、セミナーやインターンシップコンサルティングを多数行なっている。
細谷明子(ほそや あきこ)◆(株)ビジネススタイリスト取締役。広島県尾道市出身。特定社会保険労務士、産業カウンセラー、セクハラ・パワハラ防止コンサルタント。民間企業で人事部、秘書室勤務を経て法人を設立し現在に至る。まだ従業員のメンタルヘルス問題が注目されていなかった頃、顧客先の従業員のメンタル不調を相談され、その従業員と共に心療内科を訪問した経験から、メンタルヘルス対策の難しさを痛感する。その経験をきっかけに企業の労務管理をサポートする立場でメンタルヘルス問題に取り組む。企業の労務管理を得意とし、公共機関、民間等主催のセミナーを多数行なっている。
【著者ホームページ】
http://www.busi-st.comhttp://www.grow-sr.com

他人は教えてくれない
ワーキングマザーの働き方ガイド
――妊娠・出産・育児・介護を乗り越えて働く女性の得する知識と知恵がいっぱい!



冨樫 晶子 著
A5判並製208ページ
定価 本体1500円
(税別)
ISBN978-4-89795-163-8
子育てをしながら働く「ワーキングマザー」が着実に増えています。それにあわせて、労働基準法や育児介護休業法、社会保険などの制度も整備されてきています。実は、子育てしながら働く女性を支援する制度はたくさんあります。でも、特に中小企業では、制度自体をよく理解していない会社が多く、働く女性自身も有効活用できるはずの制度を十分に利用していないというのが現実です。
本書は、ワーキングマザーの支援制度にはどんなものがあり、また有効活用するにはどうすればよいのかを、シングルマザー歴13年、ワーキングマザー歴12年の著者が自らの経験と実情を踏まえながら、社会保険労務士としての専門知識も活かして、具体的・実践的に指南。届出や手続きに必要な書類も記載例付きで解説。「知らないとソンする・知ってトクする」知識と「かしこい手続きのしかた」満載の1冊! 会社の実務担当者が手引書としても活用できる便利で役に立つ本です。
【本書の構成】
1章◎「妊娠」「出産」を乗り越えるために知っておきたい法律と制度のしくみ
2章◎「育児」休業を100%活用してトクする法
3章◎ワーキングマザーとして「社会復帰」する法
4章◎「介護」のための休業・勤務軽減の上手な活用のしかた
5章◎シングルマザーになったら知っておきたいこと
6章◎知らなきゃ損する 夫と「死別」したときの年金・保険の知識
7章◎シングルマザーに役立つ社会保障制度を利用しよう
8章◎女性が働く職場で会社の担当者が知っておくべきポイント
【著者プロフィール】
冨樫晶子(とがし あきこ)◆社会保険労務士・行政書士アキ・オフィス 代表。特定社会保険労務士、行政書士。1972年、埼玉県出身。さいたま市で約5年間、2つの社労士事務所勤務を経て2006年10月開業。会社の社会保険の事務手続き、給与計算、年金相談、就業規則、是正勧告への対応など企業の労務管理のサポートを中心に活動。
著書に『自力本願で社労士』(TAC出版)、『スゴイ社労士が教える戦略的仕事術』(共著・アニモ出版)があるほか、「50歳からのお金と暮らし」(週刊朝日)をはじめとする新聞、雑誌の取材・監修など多数。
【著者ホームページ】
http://aki-office.com

絶対に間違えなくなる!
社会保険・労働保険の届出・手続き 最強チェックリスト
――「なにを」「どこに」「いつまでに」&チェックポイントがスッキリわかる!



濱田 京子 著
A5判並製256ページ
定価 本体2000円
(税別)
ISBN978-4-89795-162-1
株式会社などの法人はすべて、社会保険(健康保険、厚生年金保険)は強制適用となり、また、会社が従業員を1人でも雇うと、労働保険(雇用保険、労災保険)も強制適用となり、従業員はこれらの保険に加入しなければなりません。社会保険や労働保険に加入すると、さまざまな届出・手続きが必要となり、また異動・退職のときや保険料の徴収、病気や事故などにあったときにも手続きが必要になりますが、これらの届出・手続きはすべて会社が行なわなければなりません。
したがって、手続きする際の書類は事務担当者が記載するわけですが、イザというときには、ついミスやモレが発生してしまうもの。お役所の手引きを見ても、わかりづらいし間違いはなくなりません。
そこで、本書が助け舟。届出・手続きが必要になるのはどんなケースで、「なにを」「どこに」「いつまでに」行なうのか、そして手続きを行なったり書類に記載する際に気をつけるべきチェックポイントをケース別に網羅して、初めての人にもわかりやすく解説。これで安心して手続きができるようになります。
会社の人事労務、総務の事務担当者はもちろん、小さな会社の経営者や社会保険労務士などにも机上に1冊必携の、とても便利で使いやすい超お役立ちマニュアル本です。
【本書の構成】
1章◎社会保険と労働保険のしくみを確認しておこう
2章◎社員を採用したときの届出・手続きのチェックポイント
3章◎社員が退職したときの届出・手続きのチェックポイント
4章◎会社が定例的に行なう届出・手続きのチェックポイント
5章◎社員に異動があったときの届出・手続きのチェックポイント
6章◎社員が病気・ケガ・出産・死亡したときの届出・手続きのチェックポイント
7章◎育児休業・介護休業・雇用継続の届出・手続きのチェックポイント
8章◎会社に関する届出・手続きのチェックポイント
9章◎業務上の事故・災害に関する届出・手続きのチェックポイント
【著者プロフィール】
濱田京子(はまだ きょうこ)◆特定社会保険労務士、濱田京子社労士事務所代表。株式会社エキップコンサルティング代表取締役。経営法曹会議賛助会員。
神戸市生まれ、東京育ち。聖心女子大学卒業後、三井不動産株式会社入社、人事部に配属される。その後、人事給与のアウトソーシング企業や人事評価システムを構築するIT企業を経験し、2009年、濱田京子社労士事務所を開設。大企業から中小企業、ベンチャー企業とさまざまな企業規模で働いていた経験を活かして、企業の成長ステージに対応した実態に即した提案・コンサルティングを得意とする。ビジネス雑誌への執筆、人事労務関連のセミナー講師としても活躍中。著書に『絶対に間違えなくなる! 給与計算の最強チェックリスト』(アニモ出版)などがある。
【著者ホームページ】
http://www.k-hamada.com

繁盛治療院のしくみ 214の絶対法則
――激戦業界で勝ち残るための基本とノウハウのすべて



花谷 博幸 著
A5判並製240ページ
定価 本体2200円
(税別)
ISBN978-4-89795-161-4
“地域ナンバーワン”の治療院を実現するかたわら、日本で最大規模の治療院経営の研究会を主宰してきた著者が、その20年以上にわたる経験にもとづく、治療院経営で成功する方法を集大成したのが本書。まさに、治療院経営の成功バイブル・決定版です!
格安のクイックマッサージ等の参入により、いま治療業界の競争率は20年前の10倍以上に。もはや治療院は、ただ治療するだけでは集客できないし、治療現場をまったく知らないマーケティング知識だけを売るコンサルタントに頼っていても経営は成り立ちません。
著者は年間20回以上の経営法、コミュニケーション術、治療術などのセミナーを開催し、書籍を4冊出版し、DVD教材も30本以上作ってきました。その結果、普通の治療院経営者に比べ、数百倍の治療家や治療院経営者と出会い、患者さんの心理にも精通しています。
それらから培った繁盛経営のための基本とノウハウを、あますところなく公開するのが本書。1項目ごとの読み切り式ですから、治療院経営で迷ったとき、治療家として壁にぶつかったときにも、すぐに解決してくれる便利な本です。治療院に1冊必携しておけば、地域でトップの繁盛店になることウケアイです。
【本書の構成】
1章◎「繁盛治療院」になるためのQ&A
2章◎口コミ繁盛に必要なインフラツール
3章◎開業治療家になる前にしっておくべきこと
4章◎成功する治療家、成功する治療院とは
5章◎繁盛治療院になる方法
6章◎治療院繁盛ツールの活用法
7章◎「治療コミュニケーション」は繁盛治療院に不可欠
8章◎治療力が10倍アップするスキル・治療術
9章◎成功する治療院経営の人材マネジメント
10章◎注意すべき治療院経営の落とし穴
【著者プロフィール】
花谷博幸(はなたに ひろゆき)◆鍼灸師。陸上競技を通して身体に興味を持ち、3年間、中国・山西省の人民病院に留学して中医学を学ぶ。帰国後、早稲田医療専門学校を卒業。現在、埼玉県にて紹介がないと治療が受けられない地域ナンバーワン治療院院長として、自ら治療を行なっている。
2003年より治療院経営研究会PCC〈プロフェッショナル・コーディネーターズ・クラブ〉を主宰。その成果により、業界最大で最も情報が集中する研究会をつくる。2013年末をもってPCCを解散し、患者満足推進協会代表となる。現在、治療家塾を主宰して後進の育成にも努めている。口コミ集客やチームビルディングを得意とし、講演やコンサルティングも行なう。
著書に、『口コミ繁盛店のつくり方』(アニモ出版)、『成功する治療院・サロン経営』(ナツメ社)、『魔法のBDダイエット』(ごま書房)がある。
【著者ホームページ】
http://hanatani-balance.com


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